5年生国語【大造じいさんとガン】
小学校5年生 授業「国語」 採用1年目(2019.4~2020.3)
みりょくカードづくりを単元のゴールに設定して授業を進めていきました。
最初は本文を読むことに苦戦していた子どもたちも、回を重ねるごとに理解を深めていってくれました。
【1時間目】導入

CDの朗読を聞き、感想を書いてもらいました。
朗読をしている間に各場面の要約をして板書しました。
【2時間目】順番通りに並べよう

模造紙には、大造じいさんのセリフや、重要な言葉を書いています。
最初は、教科書を見ないで挿絵を物語りの順番通りに並べかえる活動をしました。その後は、大造じいさんのセリフを並べかえました。
ゲーム性を取り入れると、やらされ感があまりない状態で本文をしっかり読んでくれるので嬉しいです。
【3時間目】大造VS残雪2年目まで

大造じいさんと残雪の戦いを2年分確認しました。
作戦に着目して読み進めました。
タニシ作戦で、大造じいさんがタニシを五俵も集めたことについて子どもと一緒に盛り上がりました。
【4時間目】3年目まで&大造日記

1年目から3年目までの残雪との戦いについて、大造じいさんの日記を書こうという課題で振り返りました。
なぜかというと、日記形式でここまでを振り返った方が、中心人物である大造じいさんの心情変化に注目しやすいと思ったからです。最初の感想文には「残雪すごい。」「残雪かっこいい。」という、残雪(対人物)に注目したものもいくつかあったのも、大造日記にした理由の一つです。
もっと良いやり方があると思います。
ぜひ、「こういう風にしたよ!」というのがあれば、教えてください(>_<)
【5時間目】最後の場面の確認

多くの児童は、大造日記の中で大造じいさんの残雪に対する思いが変わっていく様子について書くことができていました。
【6時間目】情景描写

この物語りの魅力の一つが情景描写ですよね。色鮮やかに人物の心の様子が描かれる場面がたくさんあります。
私は子どもたちに、5時間目のうちに情景描写について説明し、「本文の中から情景描写を見つけ出そう。」という発問しました。
結果、かなり苦戦していました。なかなか情景描写を見つけ出すことができませんでした。宝探しゲーム感覚でやろうと単元の最初から最後まで声かけをして学習を進めましたが、確実に読み取らせれるような授業ができるようになりたいですね。